2022・3・2日(水)のゆるサロンの勉強会は、「橋紀行トークin菊陽」でした。
27名の方に参加して頂きまして、有難うございました。
スタッフ一同感謝申し上げます。
「熊本橋紀行」の著者でもあります、福島道安様によりますトークを
コロナ感染状況下ですのでZOOMにて行いました。
映像にて初めて福島様にはお会いしましたが、健康色でつやかなお肌で、とても傘寿とは
思えない若々しい方でした。
数多くの橋を訪れて取材し、研究され、本にして出版されるエネルギーを保持されている方は
違うな~と感心し賞賛の気持ちでお話を聴きました。
まずは、福島氏の幼かったころの戦争体験からはじまりました。
「銃攻撃から身を守るため、長禄橋の下に逃げた」とのお話を聞いた時は、本当に驚きました。
あの美しい形をしていた長禄橋に、そんな悲惨な歴史があったのですね。
また「熊本地震では橋げたは崩れても、石橋そのものは殆ど壊れたものはなかった。
石工たちの技術の素晴らしさが証明された」とのお話も印象的でした。
コンクリートの橋の寿命は50年、でも石橋は半永久的だというのは、世界にある多くの
石橋が証明しているとのことで,改めて驚きました。
熊本には、134の石橋があるようで、詳しい説明や美しいたくさんの写真を載せた本
「熊本橋紀行」は今年の「熊日出版文化賞」に輝きました。
その中のひとつでもあります菊陽町に存在する石橋を,5月「石橋ウオークin菊陽」ということで
福島様をお迎えし、実際に歩いて見に行こうと、計画しております。
実際に石橋を見ながら、歴史や造り、時代背景などについて、お話して頂きます。
ぜひ皆様の参加を、スタッフ一同お待ちしております。