2020年2月2日行われた「オカリナミニコンサート&国際交流の集い」の模様を報告します。

開催場所:菊陽杉並公園管理センターの一室。50人は入れるかな?広いホールで、きれいでした。ロビーには巨大な屋久杉の古い大きな根が展示されて見事です。屋久島と菊陽は姉妹都市だそうで、特別許可を得て、屋久島から運んだそうです。 ぜひ一度ご覧になることをお勧めします。

サロン長の報告メールで、集いの様子が良くまとまってますので、以下引用します。

********************************************************************************************子供達が戯れる広い、広い公園、早春の陽の光に輝く芝生が波打っている、そんな美しい風景が窓から飛び込んでくる会議室でした。そこに笑みを湛えつつ集ってくださったのは、何と48人!

かくも盛大に、かくも活力あふれる集いができましたこと、スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

 

  • 第1部では、オハイエやメープルサウンズで、障がい者の方達の音楽指導に尽力されている

「ハルさん」に、約30分のオカリナコンサートをしていただきました。

「アメイジンググレイス」や「千の風」等の曲が、静かに力強く朗々とお部屋に流れ出すと参加者の皆さんもウットリ♡

  

第2部では、インドネシア出身で熊大の大学院工学部博士課程で「コンピューターサイエンス」を研究されている「ハニフさん」が、自国の紹介をされました。

      

 

ハニフさんは、日本人に大人気のバリ島の紹介や、インドネシアの歴史等について、流暢な日本語を使ってお話しされました。

ちなみに、ハニフさんは日本のアニメや漫画(インドネシアでは大人気)が子供の頃から大好きで、それで日本語を全て覚えたそうですから、驚きです。

インドネシアと日本の関係についてのお話もありましたが、それまでの340年間植民地支配をしていたオランダを破り、大戦時3年間だった日本の植民地支配、スカルノ大統領の第?夫人であったデビ夫人、新首都建設に莫大な投資をしているソフトバンク、領海で法破りな漁をする中国とのトラブル仲裁役の日本、インドネシア料理が大好きな現地の日本大使などなど、歴史的にも将来的にも、両国が深い関係がある事などをお話しされました。

また私が、「2月末に一時帰国され、結婚されるんですよ」と申しあげますと、会場から割れんばかりの温かい拍手が沸き起こりました。ハニフさんもとっても嬉しかった様子でした。

 

  • 第3部の「カフェタイム」では、KSN会員のMさん御家族が経営されている建設会社で働かれている、ベトナム出身の青年3人さんをお迎えしました。

皆さんの前に並んでいただいて、ちょっとたどたどしい日本語で自己紹介をしていただきますと、これまた大きな拍手が沸き起こりました。私も(皆さん日本の状況が良く分かっていらして、頑張ってね、ありがとうね、の拍手なんだ)と感じました。

4グループぐらいに分かれて、スナックやコーヒー、ポンカン(バンエーさんの差し入れです、ありがとうございました)をいただきながらの座談会には、ハニフさん、ベトナム青年さん達に各テーブルに入っていただきましたので、国際的座談会となり盛り上がりました(^▽^)

これまで「外国」と言えば、私達の頭には「西洋諸国」が浮かんだ時代でした。でも、この日の集いのように、これからは先ず「アジア諸国」が先に来る時代となって行くでしょう(もう既にそうなっているかも)

日本に来るアジア諸国の労働者が「日本に働きに来て良かった」と思えるような日本であり、日本人でありたいと思います。

そんな深いことを学ばせていただいた一日でした。